ヘッドホンを買い替えた

10年間くらい使い続けていたヘッドホンを買い替えた。

以前使っていたヘッドホン

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ULTRASONE HFI-780

中3の時に買ったヘッドホン。当時3万円くらいで買った。なんで急にこんな高級ヘッドホンが欲しくなったのかはよく覚えてない。同人音楽を漁りだした時期だったのかも? 側圧が意味わからんくらい強いのでしばらくティッシュ箱にかませておいたり、エージングとやらを信じてホワイトノイズを何十時間と垂れ流しておいたりしたのも今は懐かしい思い出。

いわゆるドンシャリ系で、解像感のあるエッジの効いたサウンドが特徴的。EDMとか聴くとめちゃくちゃ気持ちよくなれる。 音は文句なしに気に入っていた。最早これ以上のヘッドホンは無いんじゃないかというくらいには。

ただし、いくつか難点が存在した。

  • 装着感がめちゃくちゃ悪い

ULTRASONEのヘッドホンに共通して言われている事だけど、とにかく装着感が悪い。側圧が意味分からない強いので、素の状態ではとてもじゃないが付けてられない。 ティッシュ箱を噛ませてしばらく放置してようやくマシになったかなという感じ。 10年間も使っていると流石に大分弱くなったが、それでも普通のヘッドホンより少し強いかなというくらい。

  • ケーブルが邪魔

ケーブルが3.0mもあって、しかも太くて曲がりにくいケーブルなので非常に取り回しが悪い。 2010年にマイナーチェンジされたようで、新しいモデルでは1.0mになっているらしい。

  • デザインがダサい

ギラギラしたシルバーのハウジング部がダサい。 また、ヘッドバンドがゴツくて、装着した時の見た目が非常に悪い。 基本自宅でしか使わないので、そこまで大きな問題ではなかったけど。

で、流石に10年も経ってボロボロになったし、ちょうどお金もあるしで、買い換えるかーとなった。

買い換えるにあたって

これまでも何回か買い換えようと思って店に試聴しにいったりもしていたが、いまいち好みの物が見つからずに毎回断念していたので、今回は事前に軽くリサーチすることに。 まずは要件を洗い出した。

  • 予算は2~3万程度
  • ドンシャリで解像感のある硬めの音(HFI-780に近い)
  • 装着感が良い
  • ケーブルが取り回しやすい(脱着式だと便利)

以上の条件で5chのヘッドホンスレで聞いた所

を挙げられたので、試聴しに行くことに。 が、結果的に上記の2つはあまり好みでのものではなかったので、結局色々試聴することにした。

試聴の仕方

基本的な事だが、試聴する際は同じ曲を使う。いわゆる対照実験というやつ。 いくつか試聴につかう曲を決めておく。特に好きな曲のうちからいくつか特徴的なものをピックアップするのが良い。

自分の場合は以下の曲を用いて、ポイントを定めて試聴することにした。 ここで挙げる曲はどれも良いのでみんな聴くといい。

ポイント:アタックがギリギリ刺さらないくらいで気持ちよくエッジの効いた音が出るか

  • Cat-Cat-Romance / f*f
  • べィスドロップ・フリークス / かめりあ feat. ななひら

ポイント:シンセベースが気持ちよくブリブリ鳴るか

ポイント:情報量の多い曲で音の粒が分離されて聞こえるか

ポイント:ボーカルが綺麗に聴こえるか

  • Blue Orb / onoken
  • Albaforia / onoken

ポイント:ズッシリ響くような深い低音が鳴らせるか、ボーカルの空気感、残響の表現力など

自分の場合、音の好みは完全に定まっていたので、3秒くらい聴けば「いい感じ」か「絶対ナシ」かくらいまでは判断出来た。 なので、片っ端から試聴していって、まずは「いい感じ」の奴をいくつかピックアップした所、以下の選択肢に絞れた。

ここまで絞った所で、正直もう差がよくわかんねえな…と思ったので、見た目と装着感の良さでMXH-MD5000を選んだ。 大まかな音の方向性はどれも似ていて、静かな環境でそれぞれじっくり聴き比べれば差はわかるんだろうけど、まあそれくらいの差ならあとは耳の慣れかな…と思ったので。

新しいヘッドホンの所感

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Maxell MXH-MD5000

まずは見た目。これでもかというくらいにシンプル。ハウジングもヘッドバンドも黒で、ロゴとL/Rの文字以外全て無地。ロゴもかなり控えめで主張しないデザイン。 ここまで徹底してシンプルで無骨なデザインのヘッドホンは他に存在しないんじゃないだろうか。個人的にはかなり好み。

音はとにかく硬く、解像感が高い。ドンシャリ系。まあそういうものを選んだので当然ではある。HFI-780と比べてもさらにクリアな気がする。 高音の出がかなり良い。キラキラした音とかハイハットの音がかなり綺麗に聴こえる。

ただ中高音(女性ボーカル帯)がたまに刺さる。最初のほうはあまり気にならなかったけど段々気になるようになってきた。 解像度が高いから音源によっては(録音やマスタリングの質が悪い物など)特に粗っぽく感じてしまうのかも。 まあ気になるようであればイコライザで中高音だけ下げてしまうのもアリかなと思ったり。別にピュアオーディオ勢ではないので。

装着感はなかなか良い。この価格帯のヘッドホンだと割りと重い物が多いが、このヘッドホンは260 gとかなり軽め。側圧もちょうど良い感じ。遮音性とかはまあ普通の密閉型なんじゃないだろうか。

まあ結論としてはなかなかいい買い物ができたと思う。 次に買い換えるのは何年後になるんだろうか。

Mediumが合わなかったのではてなブログを使ってみる

何かしら文章書く場所が欲しいと思ってこの前Mediumに書いてみたけど、いまいちしっくり来なかったのではてなブログにしてみる。

medium.com

最初Mediumにした理由

以前からはてなブログで始めようかと思っていたけど、たまたまMediumとかいうなんか最近イケイケっぽいのがあるらしいというのを知って、気分で始めたという感じ。 はてなブログはなんか意識高い系の雰囲気を纏っていて嫌だなと思っていた。

Mediumがダメだった理由

はてなよりも意識高い系だった

公式が押し出してるアートワークがシュールレアリスム?なんていうのかわからないけど教養が試されそうな感じのアートワークを押し出してるところとか。 あとは日本でまだ浸透してないので日本人はアーリーアダプター的な人しか居なくて意識高い系しか居ない、みたいなところ。 はてなよりも数倍意識高い系の雰囲気だなと思った。よくよく考えれば当たり前のことだったけど。

閲覧性が悪い

UIがとっつきづらい。ローカライズされていないというのもあるんだけど、そもそも設計思想としてブログでは無いので個人の過去記事を追うみたいな使い方は想定されてない感がある。 あまり発信者は重要視されておらず、ひたすら記事がネットワーク上にあるような印象を受ける。そもそもそういうサービスとして作られていると思うので、個人的には用途とマッチしていなかった。

日本で普及していない

さっきも書いたけど、日本で普及していないので日本人との親和性が低い。適当に思ったことを書くみたいな用途には向いていない。 ブログではなくSNSなので、そもそも他の人がやっていないと成り立たないし、誰もやっていないから成り立ちようがない。


そんな感じで、冷静に考えたらはてなブログは雰囲気さえ気にしなければ特に欠点も無いなと思ったので、やっぱりこっちで書くことにしてみた。 また気が変わるかもしれないけど。